SDGsプロジェクトの推進
ぼれえFUKUYAMA・Fukuプロジェクト
廃棄される衣類を地上資源として再生し循環型経済を目指すことで地球環境を守る福山発信のプロジェクトです。
スクールキャロッツは福山市小中学校の環境問題に対する理解と協力を得て、古着の回収を行い新しい服に再生させるRebone活動を続けています。現在まで1.5トンの古着を回収しました。今後は、このプロジェクトを通して皆様の協力を得て、まず年間2トンの回収を行い地上資源としての再活用を実行していきます。これは、温暖化の抑制にもつながり地下資源を使用することに比べ約2.8トンのCO2削減を実現することができます。「すごい」を備後弁では「ぼれえ」と表現します。福山の皆様と地球を守る「ぼれえ」ことが出来れば幸いです。
ところで、みなさんはSDGsという言葉をご存じですか?
SDGsは2015年9月の国際サミットで採択された「持続可能な
開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。スクールキャロッツは、このGOALを達成するために地元の皆様の理解と協力のもとに一緒に学んでいきます。
みなさんの衣類の行方(ゆくえ)について
着なくなった衣類は最終的に85%がゴミになっています。日本では年間100万トン、枚数にして55億枚の衣類が廃棄されています。
衣類による環境問題
地球の地下資源を使用し続けることで、CO2が排出され温暖化による私たちの地球の環境はどんどん変わってきています。衣類は化学物質なので燃やすと大気に化学物質が排出されますし、
埋めると地下水から人間の体内に入ってきます。
SDGsでスクールキャロッツが目指すGOAL
SDGsでは17の目標が掲げられていますが、全ての目標に169のターゲットが設定されています。私たちは下記の5つの目標について私たちが目指すターゲットを設定しました。
つくる責任、つかう責任
私たちは学生服販売に関わる企業としてCO2排出による地球温暖化や大気汚染・土壌汚染を防ぐ為、地元の皆様の協力を得て廃棄される衣類の回収に努め、再び、再生資源として活用することを推進してまいります。
ジェンダー平等を実現しよう
私たちは女性リーダーを育てる為、男女分け隔てなくチャンスを与え、地域社会で活躍できるパイロット的人材を育成いたします。
気候変動に具体的な対策を
私たちは、学校・自治会・企業などを通して地下資源利用によるCO2の排出及び環境汚染の問題について早期改善の必要性を訴え新たな取り組みを模索していきます。
質の高い教育をみんなに
私たちは、学校・自治会・企業などを通して持続可能な開発を推進するための知識とスキルを習得できるように活動していきます。
働きがいも経済成長も
私たちは、私たちの会社で働くスタッフが環境の改善への理解を深め再生エネルギーによるサーキュラーエコノミーを目指すことでモチベーションの高い生きがいのある職場にしていきます。
プロジェクトで ESD教育を推進
● 資源回収による衣料品回収
・各学校、自治体を主体とした回収
実施例)参観日・学習発表会・資源回収日・常時回収・地域イベント
・衣料品以外にも文具等のプラスチック製品も回収可能
● 証明書発行
・学校毎に証明書を発行
・定期回収によるリサイクルの推進
● 環境省等に一定期間の活動報告
● 回収・発送・証明書と一連の活動を行うことによって意欲や達成感を持ち、今後の活動やその他環境改善活動への興味関心を持ってもらいます。
みんなで回収!みんなで環境改善!
● 店舗回収BOXの設置
・店頭に回収BOXを設置し、皆様からの衣類の回収を行っています。
● 期間
常時
● 対象商品
ポリエステルもしくは綿が主体となる衣服
ジャケット・ジャンパー・コート・シャツ・セーター・Tシャツ・パンツ・スカート・ワンピースなどアウターが主体です。
※対象外:下着・靴下・帽子・手袋・マフラー等の小物類、その他ダウンなど
● 店舗回収BOXの設置
・店頭に回収BOXを設置し、皆様からの衣類の回収を行っています。
● 実施店舗
スクールキャロッツ駅家店、曙店、今後プロジェクトに参加して頂くすべての企業様
● 回収方法
店頭の回収ボックス
● 特典
衣類1kgに対してスクールキャロッツで使えるポイント100P付与
出前授業で皆様と共に学んでいきます!
いろいろ学べるスクールキャロッツ
SDGsの普遍的な目標「誰も置き去りにしない」
日本では、CSR(Corporate Social Responsibility / 企業の社会的責任)は、利益の一部を社会に還元する活動だけを指すものと解釈されることが多くありました。そのため、企業業績の悪化や経営者が交代した際に継続が難しくなるケースがありました。持続可能性を重視するSDGsでは、本業そのものにSDGsに考え方を組み込むことを前提にしています。そのため、ボランティアや寄付ではなく、事業を行い、企業が収益をあげることが同時に社会や地球環境の改善につながるようなビジネスモデルが求められています。
夢を叶える為に、このプロジェクトを経営の柱に!
≪スクールキャロッツのSDGs推進概要≫
SDGsでは17項目169のターゲットがあります。しかし、それぞれのターゲットは相関的に繋がっていて、決して単独のモノではありません。「ぼれえFUKUYAMA・Fukuプロジェクト」を進めていくことによりそういった活動を行っている多くの企業様と関わり地上資源を循環させていくサーキュラーエコノミーを実現していく所存です。
≪スクールキャロッツのSDGs推進概要≫
● 短期目標(2021年-2022年)
衣類の回収目標:年間2tの達成
この回収によるCO2の削減:約2,8t
※上記の目標について
上記の目標値は日本全体の衣類の年間廃棄量が100万t、枚数にして55億枚です。
日本の人口:1億2,548万人であり、福山市の人口:45万5000人であることから人口当たりの単純計算した廃棄量を1800tと算出しわが社としては回収目標を年間2tと定めました。構成比0.1%ですが将来は協力企業を増やし構成比1%を目指します。
● 中期目標(2022年)
再生ポリを使用した学生服関連商品の開発・販売
● 長期目標(2025年)
再生ポリを使用した学生服の開発・販売